夜のお仕事デビュー
高校三年生の時、一人で横浜駅を歩いていたらスーツ姿の男性に声をかけられた。
今でこそ禁止されているがキャッチである。
キャッチとは夜のお仕事をしてくれる女の子を路上で探して声をかけるスカウトマンのこと。
話をきくと、何も怪しいところはなかった。
お店は横浜元町だという。
興味本位で後日、高校の制服で面接に行くとお店の中には綺麗なお姉さんたちがたくさんいた。
18才~25才くらいで、大学生が多かった。
そう、そこはガールズバー!
それまで高校生だった私には全く縁のない世界だった!!
仕事内容は主にカウンターの中でお酒を作ってお客様とお話をする。
お客様によっては何かお酒を勧められることもある。(未成年なのでノンアルコールカクテルを作ってくれる)
シフトは自由!
え?自由?って、いいの?
でも私、うちが厳しくて遅くまで働けないんですぅ。
と、言うとオープンの18時から21時まででもいいという!!
とりあえず1日だけ体験してみればという。。。
すぐに体験してみた!
18時からお掃除して、駅前でチラシ配ってお店に戻って、お姉さん達と世間話してたら21時になってた。。
お客様、誰も来ないんだ。。。
これなら私でもできるかも。。。
やります!!
春休みから夜のお仕事デビュー致しました。。。(夕方のお仕事というべきか?)
早く帰るのでお店にはお客様はあまり来ません。
暇つぶしにお店のお姉さん達と世間話をしておりました。
しかし、このお姉さん達との出会いが今後の私の人生を変えたといえる!!
メチャクチャ勉強になりました!!
だって普通は小学校から高校までってわりとご近所の学校に通うでしょ?
それまで友達っていうのは
部活が一緒だったとか、もしくは家が近かったとか?
一人が嫌なので誰かと一緒にいたっていう感じ。。。
ところが、ここで働くお姉さん達は全国各地から首都圏の大学に通う為に横浜に住んでいる人が多く、みんな私より年上。
美人でスタイルがいい!
いろいろな経験談が全部面白い!
ここでのアルバイトは私の人生を変えました。
世の中のきらびやかな部分とダークな部分を両方教えて頂きましたね~。
常識とは18才までに身に付けた偏見のコレクションにすぎない。
byアルバート・アインシュタイン
うん!本当にそのとおり!
続きはまた次回!